久能山東照宮 [旅]
徳川家康を祭った・久能山東照宮を参拝。
徳川家康と言えば天下を統一し、江戸幕府を作った人。
だから、神として祭りたてられて
駿府の守り神として、久能山に祭られており
江戸の守り神として、日光に祭られている。
鬼門の方角から邪気からは、多分未だに静岡と東京を
守っているとは思うけど、幕末の薩長や戦時中の米軍の
爆撃から帝都を守ることは出来なかった。(もっとも、そんなの
家康公も想定しないだろうけど・・・)
こんな立派な本殿を、2代将軍秀忠は1年ちょいで作ったらしい。
これが、お墓です。
家康が愛した物第3位の三保の茄子。
神社とお酒をセットにした先人は偉大だ!
それと、徳川家康は天下を取ったけど、幼い頃から人質生活や
天下布武を目指した人のパートナーとして、あっちこっちを
部下同然で転戦し、パートナーに言われるままに妻子を殺したり
と苦労をしてきた人。
それが東照宮のパンフに載っていた時世の句にも表れていた。
「人の人生は重荷を負て遠き道をゆくが如し、
急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。
心にのごみおこらば、困窮したる時を思うべし。
堪忍は無事長久の墓。怒りは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて負ける事を知らざれば
害其の身に至る。
己を責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。」
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